犬の歯磨きをしないとどうなる? 年齢別、ケアについてまとめてみた

犬の歯は年齢や犬種によらず、飼い主によるケアが必要です。定期的な歯磨きを行っている飼い主は多くありません。
飼い主が愛犬の歯の健康維持の重要性を十分に認識していないことが原因かもしれません。

PS保険の調査結果によると愛犬に毎日歯磨きをおこなっているという割合は17.5%になるそうです。
犬の口腔内の健康は、単なる口臭予防にとどまらず、全身の健康に深く関わっています。歯周病や歯石の蓄積が進行すると、心臓病、腎臓病、肝臓病など命に関わる疾患を引き起こすリスクもあります。特に歯周病は、免疫系に負担をかけ、感染症のリスクを高める要因にもなります
犬の歯のケアできないと、健康を損なうということです。今回は、歯磨きをしない場合はどうなるのかをまとめました。

年齢・犬種・サイズ別の歯周病リスク

年齢別リスク表

犬の歯周病リスクは年齢とともに増加するそうです。特に3歳以降の犬は歯周病の兆候を示すことが多く、早期の予防ケアが不可欠です。

ざっくりとですが、リスクをまとめると以下のように分類できます。

年齢 歯周病リスク 特徴と注意点
〜1歳 乳歯から永久歯への交換期。歯磨きの習慣づけに最適な時期。
1〜3歳 歯石の蓄積が始まる。予防が最も重要な時期。
3〜7歳 大多数が何らかの歯周病症状を示す。定期的なケアが必須。
8歳以上 極高 多くの犬が歯周病に罹患。専門的なケアが必要。

愛犬のためのオーラルケア方法

歯磨き

毎日の歯磨きが最も効果的です。犬用歯ブラシと専用の歯磨き粉を使用し、無理のない範囲で習慣化がもっとも良いケアになります。

歯磨きが一番むずかしいですよね。ブラシを使えなくても歯磨きシートなどをつかいながら歯の汚れを落とすようにしましょう。

補助的なオーラルケア

デンタルガム、デンタルおもちゃ、口腔用スプレー、デンタルシートなども効果的です。

獣医師による歯科検診

数ヶ月に一度でいいので定期的な獣医師による歯科検診も忘れずに行いましょう。

歯磨きができなくても、複合的にオーラルケアを組み合わせることで歯石を抑制する効果があります。
もちろん個体差はありますが、以下のようなデータも参考にしてみてください。

ケア方法 予防効果
毎日の歯磨き 60-70%抑制
週3回の歯磨き 30-40%抑制
デンタルガム・おもちゃ
(毎日使用)
20-30%抑制
デンタルウォーター
(継続使用)
15-20%抑制
複合的なケア
(すべての組み合わせ)
70-80%抑制

調査データで見る!飼い主のオーラルケア実態

【調査概要】

項目 内容
調査期間 2024年9月12日(1日間)
調査対象 全国の20~69歳の犬の飼い主
調査方法 インターネットリサーチ
有効回答数 275名
出所 ペット保険『PS保険調べ』

【愛犬の歯磨き頻度の実態】

項目 犬の飼い主 (%)
毎日歯磨きする 17.5
週に数回行う 22.9
月に数回行う 18.2
ほとんどしない 35.3

・愛犬の歯磨きを「毎日」行う飼い主は17.5%、「ほとんどしない」は35.3%と思った以上に歯磨きをしている飼い主の人が救いというデータがありました。

予防ケアにかかる1か月分の費用目安

歯周病治療(スケーリング+抜歯など)は数万円〜数十万円に達することもありますが、毎日のケアで重症化を防ぐことで、結果的に医療費を大幅に節約できます。

ケアアイテム 費用目安(月額)
犬用歯ブラシ&歯磨き粉 約1,000〜2,000円
デンタルガム 約1,000〜3,000円
デンタルシート 約1,000円
定期的な歯科健診 年間5,000〜10,000円程度(換算して月約500〜1,000円)

飼い主の少しの手間が、愛犬の健康と長生きにつながります。毎日できるちょっとしたオーラルケアが愛犬の健康を守ります。