愛犬のサイズ別・歯磨きおもちゃの選び方 効果と危険なNG素材

なぜ「噛むだけ」のケアではダメなのか?

犬の歯を清潔に保つことは、単なる口腔衛生管理ではありません。犬の歯垢はわずか2〜3日で歯石化する衝撃の事実があります。この歯石が蓄積し歯周病が進行すると、心臓、肝臓、腎臓などの内臓疾患にまで影響を及ぼす重大なサインとなります。
このブログの記事にたどり着いた人はそんなことは重々承知だとおもいます。

犬は直接的な歯磨きを嫌がります。

飼い主は皆様は困っていますよね。
なんとか歯磨きしてあげたいと思うけど、きちんと歯磨きできないとお悩みの方も多いと思います。
私もその一人です。

遊びながらデンタルケアができるおもちゃは、愛犬のストレスを減らしながら効果的なケアを実現する最も有効な解決策の一つです。
歯磨きガムや歯磨きシートも併用すれば、オーラルケアの効果はかなり上がります。

今回、愛犬のサイズ(小型犬・大型犬)や年齢に合わせたおもちゃの選び方、歯を傷つけないための危険なNG素材、効果を最大化するおもちゃの活用法を調べてまとめました。
愛犬が遊びながら自分でオーラルケアしてもらえるためにおすすめの商品も紹介したいと思います。

歯磨きおもちゃの選び方:サイズと噛む力が命取り!

【最重要】サイズが合わないおもちゃの危険性

愛犬の歯のケアができるおもちゃを選び際に、重視すべきは「サイズ」と「硬さ」です。

誤飲・窒息のリスク

犬の口にすっぽり入ってしまうサイズのおもちゃは、誤飲や窒息の危険性が高まります。理想のサイズは、犬の口から左右に2~3cm程度はみ出すものです。

硬すぎる素材はNG

硬すぎるおもちゃ(牛のひづめ、鹿の角など)は、犬の歯を折ったり欠けさせたりする危険性があるため避けるべきです。
犬の歯のエナメル質は人間の半分以下の厚さ(0.3~0.5mm)しかなく、硬いものを噛むと歯が欠けやすい構造になっています。

個体差はありますが、硬すぎる素材は要注意です。

素材の徹底比較:愛犬に最適な素材はどんなものか?

犬用の歯磨き効果があるおもちゃにはいろいろな素材があります。
その中でも効果があるような素材は以下のようなものと分類できるのではないかともいます。

素材 特徴と効果 どんな犬種・状況に最適か 破損・安全性の注意点
天然ゴム 適度な硬さと弾力性。歯が欠けにくく、耐久性がある。 全犬種。長期間の使用を想定する場合。 定期的な破損チェックが必要。
プラスチック/ナイロン 非常に高い耐久性。 大型犬、噛む力が強い犬に最適。 硬すぎるものは歯を傷めるリスクあり。硬さが適切なものを確認する。
コットンロープ 天然素材で安全性が高い。少量の誤飲であれば便とともに排出される。 小型犬、子犬、老犬に最適。 ささくれやほつれがないかチェックが必要。
ヘチマ製 繊維が歯の汚れをしっかり取り除き、飲み込んでも安全。 特に老犬に推奨される。
トウモロコシ製 誤って飲み込んでも自然に排泄される安全素材。 小型犬〜中型犬。食べ物と認識してすぐに食べてしまう犬もいる。

失敗しないおもちゃ選びとおすすめ商品

小型犬・超小型犬の選び方とおすすめ

小型犬(特に超小型犬)は、安全性(誤飲防止)と柔らかさが最優先事項になると思います。

  • 推奨素材:天然ゴム、コットン、柔らかいプラスチックなど、やや柔らかめの素材
  • サイズ目安:軽くてくわえやすい3~8cm程度のサイズ。


デンタル ボーン 超小型犬用
¥980
Amazonのレビューをみていると耐久性もあり、喜んでかじっているワンちゃんが多いようです。


ペティオ (Petio) 犬用おもちゃ かんでるCORN
¥477から
種類もサイズも色々あります。
色々バリーエーションがある商品であるということはそれだけたくさんの利用者が多くたくさん売れている証拠です。
相性があうものを購入できると歯磨きおもちゃとして効果は得られるでしょう。


ドギーマン 毎日ハミガキコットン スティック
¥510から
コットン100%。くわえやすい、スティック型のおもちゃです。糸をぎゅっと縒ったコットンロープ玩具とちがい、編み目に歯が根元までよく食い込みます。噛むことで歯の汚れが落ち、歯ぐきも鍛えられます。

大型犬の選び方とおすすめ

大型犬の場合、鋭い歯と強い噛む力に対応できる耐久性とかみ砕き防止が最重要です。

  • 推奨素材:ナイロン、耐久性の高い木製、厚みのあるゴムなど超耐久性素材
  • サイズ目安:口に完全に入らないよう、パッケージに記載された対象犬種を必ず確認し、大きめのものを選びます。
  • 厚みが重要:薄いゴム製や細いロープは避け、厚みがあるもので噛み砕かれるリスクを減らします。


ウッディー・タフ・スティック
¥649
噛み癖がある中型から大型のワンちゃんにも好評の製品です。


チューデント 歯みがきおもちゃ ボーン
¥613
楽しく遊びながら噛んで、歯の汚れを取る歯磨きおもちゃ。丈夫なナイロン製で、強く噛んでも長く使えるように設計されています。
種類もフレーバーも多数ある製品というだけあってたくさんのワンちゃんに使われている製品だといえます。

【年齢別】子犬と老犬の特別なデンタルケア

子犬期

  • 乳歯期(生後3ヶ月まで):布製のやわらかいぬいぐるみなど、非常に柔らかいおもちゃを与えます。
  • 生え変わり期(生後6〜9ヶ月):歯がムズムズする時期は、適度に歯ごたえがあるものを複数用意し、痒みを緩和させるのが効果的です。

老犬期

  • 噛む力が弱くなる:噛む力が衰えるため、ヘチマ製柔らかめの天然ゴムなど、負担の少ない素材が最適です。
  • 嗅覚への配慮:香り付きのおもちゃを使用すると、嗅覚に頼る老犬でも興味を引きやすくなります。

効果を最大化おもちゃの「ローテーション」

歯磨きおもちゃの効果を最大限に引き出し、かつ愛犬に飽きさせずに長く使ってもらうには「ローテーション」させると効果的になるかともいます。

なぜローテーションが必要なのか?

うちのチワワに限ってではないと思いますが、犬は同じおもちゃばかりではすぐに飽きてしまいます。
おもちゃを取り替えることで好奇心を刺激し、より積極的に噛ませることができます。
これにより、歯垢除去の機会を増やし、効果を長く継続させることができます。

おもちゃは歯磨きの「補助」

歯磨きおもちゃの効果は、歯垢を掻き取り、唾液の分泌を促し、歯茎をマッサージすることにあります。

しかし、おもちゃだけでは、歯周ポケットに入り込んだ歯垢は完全に取り除けません。
真のデンタルケアを実現するためには、おもちゃを賢く活用しつつ、歯ブラシを使った定期的なブラッシングと組み合わせることが効果的です。
そんなことわかっていると言いたくなると思いますが、歯磨きができない場合少しでも歯のケアができるように、愛犬が楽しみながらオーラルケアができるように良いおもちゃを見つけましょう。