人間の健康管理でも腸活はありますが、犬にとっても腸の良く保つことが健康につながります。
個人的なことですが、花粉症が酷い時があり腸の状態で症状が変わると聞いたことがきっかけで、腸活を始めました。
花粉症がおさまったとまではなりませんが症状が緩和されたという経験もあり、愛犬も高齢犬になってきたため、長く健康でいてもらいたいという願いのもと、できる限りの健康でいられるためのこととして犬の腸活を始めました。
愛犬の健康づくりで「腸活」の商品がたくさん作られていますが、愛犬のために始めには、何を選んでよいのかよくわかりませんでした。
そのため、私が調べた愛犬への腸活についてまとめた記事となります。愛犬の健康のために、腸活を考えている人には役に立つのではないかとおもいます。
そもそも犬の腸活って何をすること?
腸活とは、腸内環境の健康維持のためのケア活動のことです。犬の腸内には、私たち人間と同じように、様々な細菌が住んでいます。これらの細菌は大きく分けて3種類あります
- 善玉菌
- 悪玉菌
- 日和見菌
なぜ腸の健康が大切なのか?
犬の腸の健康は、全体的な健康とにつながっています。
健康への影響
消化器系の健康維持:
腸内環境を整えることで、下痢や便秘などの消化器のトラブルを防ぎ、便通や便臭、口臭、目ヤニなどの分泌物を改善します。
免疫機能の強化
腸内細菌のバランスが良好に保たれると、免疫機能が正常に働き、感染症やアレルギーなどの病気のリスクが低下します。
栄養吸収の向上
健康な腸内環境は、栄養の消化吸収をスムーズにし、犬の全体的な健康状態を支えます。
アンチエイジング効果
慢性炎症を防ぐことで、アンチエイジング効果が期待できます2。
生活の質の向上
腸内環境を整えることで、犬の生活の質を向上させ、より長く健康に過ごすことが可能になります。
肥満予防と食欲管理
腸内環境の改善は、肥満の予防や適切な食欲の維持にも寄与します。
腸の健康を維持するためには、正しい食事、プロバイオティクスとプレバイオティクスの利用、ストレスの軽減、そして定期的な健康チェックが重要です。これらの取り組みにより、犬の腸内環境のバランスを保ち、全体的な健康と幸福を促進することができます。
腸活ってどんな犬にいいのか?
犬の腸活は、年齢や症状に関わらず、すべての犬にとって有益です。
年齢による腸活の目的
高齢犬
推奨度:★★★★★
加齢により腸内細菌のバランスが乱れやすくなるため、腸活でバランス調整。
成犬
推奨度:★★★☆☆
健康維持と病気予防のために。
子犬
推奨度:★★☆☆☆
免疫系の発達と健康な成長のために。
成犬未満であれば、症状や溶体によって腸活を検討するといいのではないかと思います。
症状別の推奨
消化器系の問題がある犬
慢性的な下痢や便秘に悩む犬
消化不良や軟便が頻繁な犬
アレルギー症状のある犬
腸内環境の改善により、アレルギー反応が軽減される可能性があります。
免疫力が低下している犬
腸内には免疫系の約70%が集中しているため、腸活で免疫力を向上させることができます。
ストレスを抱えている犬
ストレスは悪玉菌を増やす原因となるため、腸活でバランスを整えることが重要です。
口臭や目ヤニが気になる犬
腸内環境の改善により、これらの症状が軽減される可能性があります。
犬の腸の健康状態はどうやってわかるのか?
犬の腸の健康状態を判断するには、以下の方法があります。
うんちの状態
– 色:健康な便は黄褐色〜茶色です。
– 形状:理想的な便は丸太状で、適度な硬さがあります。
– 硬さ:ティッシュでつまめるくらいがちょうどよい状態です。
– 匂い:健康な腸環境では、うんちの臭いがきつくありません。
– 頻度:急な変化がないか注意します。
– 困難さ:スムーズに排便できているか。
肛門の状態
– 炎症や異常がないか。
皮膚や毛づやの状態
– 健康な腸環境は、良好な皮膚や毛づやのコンディションにつながります。
これらの点を日常的に観察することで、愛犬の腸にかぎったことではなく健康状態を把握できます。
急激な変化や異常が見られた場合は、獣医師に相談することをおすすめします。
腸の健康状態が悪い場合の症状
犬の腸が「悪い腸」になると以下のような症状が見られます:
消化器系の症状
– 軟便や下痢:便の状態が軟便から泥状、水様便になり、排便回数が増加します。
– 便秘:排便が困難になったり、頻度が減少したりします。
– 嘔吐:食べ物や胃液を吐き出すことがあります。
– 腹鳴音:おなかから音が頻繁に聞こえるようになります。
– ガス(おなら):量が増え、強いニオイを伴うことがあります。
全身症状
– 食欲不振:普段の食事量が減少します。
– 元気低下:活動性が低下し、普段より元気がなくなります。
– 体重減少:長期的な消化器症状により、体重が減少することがあります。
その他の症状
– 腹痛:おなかを痛がる様子が見られることがあります。
– 腹部膨満:おなかが膨れて見えることがあります。
大雑把ではありますが、このような症状がみられます。
一過性ではなく、2〜3週間以上続く場合、慢性的な腸の問題を疑いましょう。
これらの症状が単独で現れるだけでなく、複数の症状が組み合わさって現れることが多くあります。
これらの症状に気づいたら獣医師に相談することが重要です。
腸活にはどんな効果があるのか?
1. 免疫力の強化
- ✔️ 感染症にかかりにくくなる
- ✔️ 自己免疫疾患のリスクが減少
- ✔️ 全体的な病気への抵抗力が向上
2. 消化吸収の改善
- ✔️ 食べ物の消化がスムーズに
- ✔️ 栄養の吸収率が上がる
- ✔️ 下痢や軟便が減少
3. アレルギー症状の緩和
- ✔️ アレルゲンへの過剰反応が抑制
- ✔️ 皮膚のかゆみやトラブルが改善
- ✔️ フードアレルギーの症状が軽減
4. 見た目の改善
- ✔️ 口臭の改善
- ✔️ 目ヤニの減少
- ✔️ 皮膚や毛並みの状態向上
腸活、具体的にどうすればいいの?
プロバイオティクス(善玉菌)の摂取
善玉菌を直接補給する方法です。以下の食品がおすすめ:
- ヨーグルト
- チーズ
- 発酵食品(納豆や麹)
- グリーントライプ
プレバイオティクス(善玉菌のエサ)の活用
善玉菌の栄養源となる食物繊維やオリゴ糖の摂取です:
- バナナ
- ブロッコリー
- ゴボウ
- きのこ類
- 豆類
腸活は、愛犬の健康維持をはかるケアです。何かがすぐに改善するというような効果は見られにくいですが、健康を維持のための行為はいろいろな好循環を生みます。
無理はせず、そして愛犬にとってもストレスにならないように、愛犬の状態をよく観察し、獣医師にも相談しながら、適切な方法で少しずつ始めていくことをおすすめします。
