愛犬の口の中をチェックしたとき、歯が黄ばんでいたり、口臭が気になったりしたことはありませんか?
「うちの子はまだ大丈夫」「小さい頃から歯磨きしてるし」と思っていても、知らないうちに歯石は蓄積し、歯周病のリスクが高まります。
では、犬の歯石除去はどのくらいの頻度で行えばよいのでしょうか?
犬種・年齢・生活習慣ごとに適切な歯石除去の間隔を解説し、日常的にできるケア方法や歯の健康を守るポイントも紹介します!
なお、これはいろいろな記事や専門機関の記事を総合的に解釈した目安となります。あくまで目安なので、オーラルケアはもっと頻繁に心がけてください。
そもそも、なぜ歯石除去が必要なのか?
歯石は、食べカスと唾液が結びついて固まったものです。放っておくと以下のようなことになります。
- 歯周病が進行 → 歯がぐらつき、抜けてしまう!
- 口臭が悪化 → お顔を近づけたときに臭い…
- 全身の健康に影響 → 心臓・腎臓などの病気のリスクがUP
歯石の影響はこんなところに・・
- 食事の質が変わる: 硬いフードを嫌がり、栄養バランスが崩れる。
- 行動の変化: 口の痛みから、遊びたがらなくなる。
- 免疫低下: 口内の細菌が血流に乗り、体全体に悪影響を及ぼす。
- 慢性的な炎症: 歯肉が腫れ、痛みを伴うことでストレスが増加。
どれくらいの間隔で歯石除去すればいい?
| 犬の状態 | 推奨される歯石除去の間隔 |
|---|---|
| 健康な犬(予防目的) | 6ヶ月~1年に1回 |
| 歯周病リスクが高い犬 | 3~6ヶ月に1回 |
| しっかりケアできている犬 | 1年~1年半に1回 |
あくまで目安です。歯石はない方がいいので、歯にするこしでも歯石があるとわかっら取ってあげると良いでしょう。
と無責任に言ってしまうのは簡単ですが、実際のところは、ブラシで歯磨きでさえかなりむずかしいのに、歯石をとるなんてその上の難易度ですよね。
はじめは、獣医師さんに相談して、歯石をとれるなら取ってもらいましょう。
毎日のケアで歯石除去の頻度を減らそう!

- 歯磨き(毎日 or できるだけ頻繁に)
- デンタルガムやおもちゃを活用
- デンタルウォーターの使用
- 定期的な獣医のチェックを受ける
犬の歯石予防ケアの効果と目安
歯磨きの効果
毎日実施の場合:歯石の付着を60-70%程度抑制
週3回実施の場合:30-40%程度の抑制効果
毎日歯磨きをしている5歳のトイプードルでは、通常1年に1回必要な歯石除去を、2-3年に1回程度まで延ばせたケース
デンタルガム・おもちゃの活用
毎日の使用で歯石付着を20-30%程度抑制
柴犬で、夕食後のデンタルガム習慣により、半年周期だった歯石除去が1年周期に延長できたこともあったそうです。(磨きガムでここまでの効果あるなて、かなりレアだともいますが・・・。)
液体歯磨きの効果
継続使用で歯石付着を15-20%程度抑制
チワワで、液体歯磨きと週3回の歯磨きの併用により、歯石の付着速度が通常の半分程度になったというような事例もあるようです。
複合的なケアの効果
すべてのケアを組み合わせた場合:歯石付着を70-80%程度抑制可能
ポメラニアンで、毎日の歯磨き+デンタルガム+デンタルウォーターの組み合わせにより、半年周期でおこなっていた歯石除去を2年間しなくてもよかったということもあったそうです。歯
| ケア方法 | 予防効果 |
|---|---|
| 毎日の歯磨き | 60-70%抑制 |
| 週3回の歯磨き | 30-40%抑制 |
| デンタルガム・おもちゃ (毎日使用) |
20-30%抑制 |
| 液体歯磨き (継続使用) |
15-20%抑制 |
| 複合的なケア (すべての組み合わせ) |
70-80%抑制 |
注意点
- 犬種や個体差で効果に大きな違いがあります
- 小型犬は大型犬に比べて歯石がつきやすい傾向があります
- 年齢によっても歯石の付着スピードは変化します
- 食事の種類(ドライフード vs ウェットフード)でも差が出ます
これらの数値や具体例は一般的な目安であり、個々の犬によって効果は異なります。定期的な獣医師による検診をうけて、愛犬に対してどれぐらい効果があるのか把握しておくといいとおもいます。
犬の歯周病 家庭でのチェック方法
1. 口臭の確認
愛犬の呼気が通常より強い異臭を放つようになった場合は、歯周病の可能性があります。特に腐敗したような臭いや、金属のような臭いがする場合は要注意です。
2. 歯茎の状態観察
健康な歯茎はピンク色をしています。以下の症状が見られる場合は歯周病の疑いがあります:
- 歯茎が赤く腫れている
- 触ると出血する
- 歯と歯茎の境目が黄色や茶色の歯石で覆われている
3. 食事の様子の変化
歯周病が進行すると、以下のような行動の変化が現れます:
- 固いフードを避けるようになる
- 片側でしか噛まなくなる
- 食欲があるのに食べるのを躊躇する
- よだれが増える
4. 簡単なセルフチェック方法
- 清潔な指で歯茎を優しくマッサージしてみる。出血や強い痛みを嫌がる場合は要注意です。
- 口の中を開けて、歯の付け根に黄色や茶色の歯石がついていないか確認する。
- 歯茎を指で軽く押してみて、すぐに色が戻らない場合は炎症の可能性があります。
これらの症状が一つでも見られる場合は、早めに獣医師による専門的な検査を受けることをお勧めします。定期的な歯石除去や日々のブラッシングによる予防も重要です。
なお、このチェックを行う際は、犬が嫌がったり痛がったりする場合は無理に行わず、獣医師に相談することが賢明です。
