歯磨きを嫌がる愛犬におすすめ!1回20秒でOKの「細切れ歯磨き」で健康を守ろう

愛犬に少しだけ歯ブラシで歯を磨かせてもらえるようになったけど、すぐに嫌がる、歯に歯ブラシを当てることはできたけど、磨かせてもらえない。
歯ブラシで歯磨きを始めた頃はそんなものだと思います。
愛犬のオーラルケアは健康のために必須だと分かっていても、嫌がる愛犬に無理やり歯磨きをするのは、飼い主さんにとっても大きなストレスですし、嫌がる愛犬に無理やり歯磨きを続けることはよくありません。

愛犬が一番信頼しているのは飼い主です。飼い主に自分の嫌がることを続けられるということは、愛犬の信頼を失ってしまいます。
嫌がるほどの歯磨きは控えましょう。
とはいっても、歯磨きはとても大切です。

私も日々、愛犬の歯磨きを頑張っています。
しかし、歯磨きを始めて2年経ちますが、獣医さんが勧める2分程度の歯磨きは難しく、実際そこまで長い時間磨かせてもらえません。

愛犬の健康診断の際、歯磨きがちゃんとできていないことを獣医さんに相談すると、アドバイスをいただきました。それは、
たとえ愛犬が歯磨きを嫌がっても、短い時間で複数回に分ける「細切れ歯磨き」なら、無理なく続けることができ、歯周病予防に十分な効果が期待できるということでした。
短い時間でも効果がでるならいいですよね。
今回は、歯磨きを嫌がる愛犬との歯磨き問題を解決する「細切れ歯磨き」の秘訣を紹介します。

なぜ愛犬の歯磨きはそんなに重要?放っておくと怖い「全身病」のリスク

犬の歯に付着する歯垢(プラーク)は、わずか3〜5日で歯石へと変化してしまいます。一度歯石になってしまうと、家庭で除去することは不可能で、全身麻酔下での専門的な処置が必要になります。
歯周病は、歯周病菌が血流に乗って全身に広がる「菌血症」を引き起こし、心臓病、腎臓病、肝臓病といった重篤な全身疾患を誘発するリスクがあるため、日々の歯磨きによる歯垢除去が不可欠なのです。これは愛犬に限らず人も同じです。

たった数分の歯磨きがもたらす、愛犬の健康への素晴らしい効果

毎日の適切な歯磨きは、愛犬の健康に多くのメリットをもたらします。

歯石形成の阻止

歯ブラシで歯垢を除去することで、歯石への石灰化を防ぎます。

歯茎の炎症予防

歯周ポケット内のプラークを排除し、歯茎の炎症を予防します。

歯茎の健康維持

歯肉マッサージ効果により血行が促進され、健康な歯茎を維持します。

ぴったりの歯ブラシを見つけよう!犬のタイプ別歯磨きグッズの選び方

愛犬の性格や慣れ具合に合わせて、様々なタイプの歯磨きグッズがあります。まずは愛犬に合ったものから試してみましょう。

選び方ポイント 内容
種類 ブラシタイプ/指サックタイプ/シートタイプ(練習用)
ヘッドサイズ 小型犬は小ヘッド、大型犬は大ヘッドを選ぶ
毛の柔らかさ “超極細”や“やわらか毛”が歯肉を傷つけず安心
安全設計 誤飲防止のグリップ、丸毛加工などの安全機能を確認

歯周ポケットのプラークを落とすにはブラシタイプが最も効果的ですが、ブラシを嫌がる場合はまずシートや指サックで慣らし、徐々にブラシタイプに移行するのが成功のコツです。

おすすめ犬用歯ブラシ5選

以下は「マイベスト」等の専門家検証・獣医師監修をもとにした人気ランキング上位の製品です。
これは参考にしていくつ試してみると良いと思います。

順位 製品名 特徴 対象犬種
1 VEGA HOPE 犬歯ブラシ 10,000本の極細ナノ毛で歯茎に優しい 中型犬・大型犬用
2 KASAK ふさふさナノ 8×14mmの小ヘッド,握りやすい 小型犬用
3 BYRON オーラバイオブラシ 0.07mm羽毛状の超極細毛×高密度設計 犬・猫兼用
4 PETHROOM デンタルクリーン歯ブラシ 超小型ヘッド&超軽量で奥歯まで届きやすい 小型犬用
5 トーラス デントレーナー 短毛種や長マズル犬向け,頑丈ネック形状 長いマズル犬用
参考程度にすると良いと思います。私の場合、愛犬のチワワに獣医さんに勧めていただいた歯ブラシも買ってみましたが、歯磨きはさせてくれませんでした。最終的に歯磨きをさせてくれる歯ブラシは別のものでした。

愛犬のチワワに使っているブラシ



ライオン ペットキッス PETKISS 指サック歯ブラシ
¥334
指で磨いているように使用できる指サックタイプの歯ブラシです。指にフィットして使うことができ、歯の形に合わせて曲がります。指先にヘッドがあるので奥歯も磨くことが可能です。極小ヘッドなのでチワワのようなお口の小さいワンちゃんにも使用可能です。これより大きくなると、愛犬のチワワには使えませんでした。口に大きな異物が入ることが嫌なようです。現在はこれをメインにして歯磨きをしています。時々、歯磨きシートも使っています。

歯ブラシ嫌いな愛犬が歯磨きができた!試してよかった犬用歯ブラシ

嫌がる愛犬でも大丈夫!1回20秒の「細切れ歯磨き」で無理なく習慣化

愛犬が歯磨きを嫌がり、推奨される1~2分間の連続した歯磨きが難しい場合でも、諦める必要はありません。

短い時間でも、回数を重ねることで効果は十分!

歯ブラシを1分間連続して当てられなくても、20秒程度の短時間の歯磨きを複数回に分けて行うことで、歯垢(プラーク)除去と歯周病予防に十分な効果があるそうで、
1日合計で1~2分程度のブラッシングを継続すれば、歯石化抑制と歯茎の健康維持が期待できます。
大事なのは時間ではなく、歯についた汚れや、歯周ポケットの汚れが除去できればいいのです。

なぜ「細切れ歯磨き」で効果があるの?

短い時間でも回数をこなすことで、どんな効果があるのかまとめると以下のようになります。

効果項目 連続ブラシ 1分間 20秒×3回(計60秒)
プラーク除去率 高い 各20秒で部分的に落とし、累積で同等の除去が可能
歯石形成抑制 プラーク蓄積を防止 日々の短時間の歯磨きでもプラークが3~5日以内に石灰化する前に除去可
歯茎の健康 歯周ポケットの清掃に有効 分割で歯茎への刺激も抑えつつ、マッサージ効果を維持可能
愛犬のストレス 長時間拘束で嫌悪感増大 短時間で区切ることで嫌な気持ちを軽減し、習慣化しやすい
  1. 累積時間の同等性: 20秒×3回で計1分となり、合計ブラッシング時間が同一であれば、プラークの機械的除去量もほぼ変わらないとされています。
  2. プラークの付着から歯石化のサイクル: プラークは付着から3~5日で歯石化するため、毎日1分程度のブラッシングを分割して行うことで、歯石化前に除去することができます。
  3. ストレス軽減と習慣化: 短時間に区切ることで、ワンちゃんの拒否反応を軽減し、徐々に口腔ケアへの適応(ハビチュエーション)が進みます。

「細切れ歯磨き」の実践アドバイス

  • 1回20秒程度を、朝・晩・就寝前など計3回行い、合計60~90秒を目標にする。
  • 20秒を目安にブラシを外し、ほめ言葉やご褒美でポジティブに区切る。
  • 週1回以上ではなく、毎日の実施を重視し、歯周病リスクを最小化する。

愛犬の「嫌がり度合い」に合わせて、短時間×複数セッションでの歯磨きを取り入れることで、飼い主と愛犬双方に負担を抑えつつ、十分な口腔ケア効果が得られます。諦めずに、今日から愛犬との「細切れ歯磨き」を始めてみませんか?

効果的な歯磨きのためには、以下のポイントを実践しましょう。

角度と動かし方

歯に対して45°の角度で歯ブラシを当て、小刻みな横振動で1本ずつ優しく磨きます。

時間

毎日1~2分程度の歯磨きが推奨されています。(難しい場合は細切れ歯磨を。)

デンタルジェルの併用

デンタルジェルを併用すると、嗜好性と清掃効果が向上します。

ブラシを清潔に

磨いたらすぐにブラシを流水で洗い、一週間ごとの交換も検討する。

子犬期からの習慣化

子犬期(3~14週齢)から少しずつ慣らし、ストレスなく習慣化することが長続きの秘訣です。

引用・参考元