犬の歯石除去にかかる費用について調べてみた

犬の歯石は、歯垢(プラーク)が硬化してできるもので、犬の口内環境を悪化させる原因の一つです。歯石が放置されると、歯茎炎や歯周病を引き起こし、最悪の場合、犬の歯を失う原因になることもあります。歯石といのはやっかいものです。しかしこの歯石ですが、飼い主が自宅で取り除くことができればいいのですが、実際にはけっこう難しいです。

歯石は簡単に取れない

歯石は、固くて粘りがあり、歯ブラシや歯間ブラシなどの一般的な歯磨き用具では十分に取り除くことができません。また、歯石は、歯の表面だけでなく、歯と歯茎の間や歯の裏側など、歯磨き用具で届きにくい場所にも形成されます。
歯と歯茎の間にできる小さな隙間(歯周ポケット)にも歯石が溜まる場合があります。ここに歯石がたまると犬の口内環境を悪化させます。

歯周ポケットにある歯石を取り除くのにはそれなりの技術が必要になります。
自宅でよほどなれている人でない限り、愛犬の歯石を取れるということは難しいと思います。歯石が出来てしまっている場合は、専門家である、「トリマー」や「獣医師」にお願いしましょう。

犬の歯石除去にかかる費用

犬の歯石を取り除く上でかかってくる費用は重要な要素です。
歯石が除去できるのはトリマーさんや獣医さんでありますが、それぞれにお願いする場合ではかかる費用が大きくかわります。

ドッグサロン

費用 5000円から10000円

ドッグサロンなどで、歯石を取り除いてくれる場合、トリマーさんは麻酔を取り扱うことができないので無麻酔の歯石除去をとなります。
麻酔下による処置でないので、トリマーさんとの愛犬との相性が合わない、愛犬が口を触られることに抵抗が強い場合などは対応してもらえません。
(対応しないというようなところにいきましょう。)
トリマーさんと相性があって、口を触られることに抵抗がなくなれば、無麻酔で歯石除去してもらえます。
無麻酔でおこなわれるため、費用は5000円から10000円程度です。
麻酔を使用しない場合は​痛みを伴うことがあり、​犬が暴れてけがをする可能性があるため、​犬の性格や歯石の付き方、​年齢などを考慮して判断する必要があります。
歯石の除去はできても悪くなった歯の治療はおこなってもらえませんので、歯石により口の健康を損なわないように定期的に歯石を取ってもらうためにドッグサロンなどは利用するのが良いと思います。
ドッグサロンでの歯石取りは歯磨きの延長と捉えておきましょう。そして、3ヶ月から6ヶ月に1度は歯石をとってもらえるようにしましょう。

動物病院

費用 3万円から7万円

動物病院では、獣医さんが基本的には麻酔をして口の歯石をとってくれます。
そして、歯や口が悪い場合は治療もしてもらえます。
動物病院によっては、「麻酔あり」と「麻酔なし」を選択することが可能な病院もあります。麻酔にも全身麻酔と局所麻酔の2種類がありますので、除去前に獣医師さんと相談するのもいいとおもいます。
歯石を取るためには、全身麻酔代、検査費用、歯石除去(歯周病処置)代の大きく3つが必要です。
「麻酔あり」の場合は犬の歯石除去にかかる費用は、​犬の体重や麻酔の分量、​作業時間などによって異なりますが、​おおよそ3万円から7万円くらいが相場とされています。​
​麻酔を使用する場合は、​綺麗に歯石を取り除くことができますが、​麻酔によるリスクがあるため、​飼い主は犬の性格や年齢、​歯石の付き方などを考慮して判断する必要があります。​

歯石除去は定期的に

歯石除去は、​歯周病や歯肉炎などの予防のために必要です。​歯石がたまると​口臭や歯肉炎、​歯周病などの原因となり、​重篤な病気につながることがあります。
2ヶ月から6ヶ月に一度は、ドッグサロンなど歯石を除去してもらい、そしてまた、動物病院で定期的な検査をうけるといのがいいとおもいます。
定期的にドッグサロンに通って歯石を除去しても、治療も必要となった場合は、動物病院に頼るしかありません。

犬が長生きするには口の健康はとても重要なことです。
歯石ができたしまったら、迷わず、トリマーさんや獣医さんにお願いして、取ってもらうようにしましょう。